画材・素材: 木
技法: 木工
暮らしの中での動作とその道具について考えようと思い、「すくう」をテーマに制作いたしました。 身の回りにある「すくう道具」はどれも似たような形をしていますが、「すくう」という動作について考えた時、場面や扱う対象物によってそれぞれの形があっても良いのではないかと考えたことが制作のきっかけとなりました。 ひとつひとつのテーマと扱う木材を決め「形を掘り進める」という地道な工程の中で生まれた「すくう」に対する考えの変化を表現しました。