
10月29日に佐野プロジェクトの授業にて、グラフィックデザイナーの葛西薫さんをゲスト講師にお迎えし、ご自身の手掛けられた仕事やデザインに関することを中心にトークをしていただきました。

日本を代表するグラフィックデザイナーの一人である葛西薫さんの講義を聴講しに、多くの学生が集まりました。講義の中では、サントリーウーロン茶、ユナイテッドアローズ、虎屋のアートディレクションの制作現場のエピソードや、葛西さんの中で印象に残っている音楽の紹介とともに、学生時代からデザイナーとして働き始めた時期のお話しなど、どういったものに影響を受けてきたのか、貴重なお話しを通して、デザインの奥深さと、その背景にある思考の大切さを改めて実感することができ、シンプルなデザインほど、細かい部分にこだわる必要があり、見えないところにまで意識を向ける姿勢が印象的でした。


また葛西さんのお話しの中では、出会った人とのエピソードも多く、人との出会いを大切にしながら過ごしていく、その意識がデザインにも繋がっていることが伝わって、葛西さんの人柄を感じることのできる貴重な時間となりました。


最後に学生からの多くの質問にも丁寧に親身にお答えいただき、多くの学生にとって貴重な学びの時間となりました。


葛西さん、この度は貴重なお時間と素敵な講義をありがとうございました!