素材:光沢紙、アルミ(タペストリーバー)、ステンレス(ワイヤー)
技法:スキャン
一定の速度で動き続ける光が、躍動のかたちを拾っていく。するとそこには得体の知れない手足が浮かび上がってくる。
スキャナーの上で手足を動かし、色水によってその輪郭を強調することで新しい身体表現を試みた。
写し出された手足の奇妙さは、私たちの体の滑らかさや熱感を助長し、また私たちの体もこの作品群を際立たせる要因となる。
美しさを見出すか、不気味さを見出すか、 分割された肉片を繋ぎ合わせるようにして観察してほしい。
H2100×W1500mm(5点)