この作品は自分で操作したつもりが、他の人の操作や正しい操作、上手な操作 の結果が画面に現れます。
人からはすごい操作をしているように見え、操作に合わせて良い結果が生まれ るのは気分がいい体験かもしれません。でも、そこに主体性(自分の意思)は 存在しません。
怪我をしたときに初めて、その場所の役割を強く実感するように、主体性のな い操作体験を通じて、人の能力や体とコンピュータとの関係や知らないうちに コントロールされること(自動化)について考えるきっかけになれば幸いです。