自然の中で過ごす時間は贅沢であり魅力的だ。 “打ち寄せる波、落ちる夕日、心地よい砂の海岸線” “川のせせらぎ、揺れる木洩れ陽、色づく森の葉” “パチパチと弾ける焚き火の暖かさ、湖に映る雲と星” そんな、自然の中の豊かな時間を、より快適に過ごす為のものとして ・隆起的な場所でも、地面に打ち込むことで平面を作り出すことができる机 ・バッグであると同時に、地形に関係なく座ることができるクッション椅子 ・持ってきた物を広げ、足を伸ばし、心地の良い空間を作り出す為の敷物 これら3つのプロダクトをデザインし、1つのパッケージとして提案する。 既存のアウトドアファニチャーの分析、現代のニーズや思想から、より自然を感じる為にはどうあるべきか、快適に過ごす為の要素とは何かを模索した。また、自然の中で扱うものとして、自然に与える影響を考えるべきだと思い、いつかは自然に還る素材や、ヒューマンエラーの起きないようなあり方を探求し、素材や造形に落とし込んだ。