学生、つまり子どもと言える最後の期間に、今しか持てない情緒や表 現で忍足陽子という子供が生きてきた証を残したく、私物をコラー ジュして年齢と同じ数の心臓を作りました。 私の鼓動の音と、生まれてから今日までに撮影してきたビデオの音声 を作品に組み込み、鼓動とともに沢山の時を刻んできたということを 表現しています。