雑草と かたちと これからについて

秋山 エドガル

私たちは通常身の回りにある事物を、習慣や文脈を支えに「椅子とし て」「机として」認知している。 しかしこうした認知は、「椅子としての<機能>」「机としての<機能>」 を停止・保留することで、簡単に瓦解する。 本作品では、「並べる」「整頓する」といった生活的な行為を通じて、 意味や目的から逃れた、事物に固有の素材的なリズムや模様を浮き彫 りにすることを提示している。 使用素材 折りたたみ机、折りたたみ椅子