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8月4~6日、多摩美術大学上野毛キャンパスにて開催された「夏宵祭」は、猛暑の中にもかかわらず多くの方々にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。
本催事は、本学の理念である「自由と意力」のもと、八王子・上野毛両キャンパスの学生・教員・地域の方々が交わり、アートとデザイン、大学と社会、年齢や立場を越えて多様な価値が混成する場として企画されたものです。
期間中は、学生・教員・地域の方々が協働し、以下のような多彩な企画が展開されました。
特別講義・レクチャー
八王子キャンパスのファイン系学科教員や国内外のアーティストによる講義を実施。上野毛キャンパスに新たなアートとデザインの息吹を注ぎました。
学生企画ワークショップ
自分だけのお面づくり、パーツを選んで完成させるアクセサリー制作など、「つくる楽しさ」を体感できる体験型企画を多数展開しました。
模擬店・屋台
冷たい飲み物や軽食を提供する屋台が並び、夕暮れから夜にかけてキャンパスを賑やかに彩りました。
空間演出・ライトアップ
学生による動線設計・空間体験の工夫、照明・演出構成により、幻想的な夜のキャンパスが創出されました。
学生たちは自ら参加を希望し、夏宵祭の実行委員として立ち上がりました。それぞれの専門性を活かしながら、企画立案・空間設計・演出構成・地域との関係づくりなどに主体的に取り組みました。
統合デザイン学科の学生は、社会に潜む“兆し”を読み取り、未来に向けた価値を提案する力を培ってきました。夏宵祭ではその力が、空間体験やコミュニケーション設計に活かされ、来場者の動線や滞在の質に深く関与しています。一方、演劇舞踊デザイン学科の学生は、演劇・舞踊・舞台美術・照明・衣裳などの上演芸術を総合的に学ぶなかで培った身体性や空間表現の力をもとに、祭りに物語性と演出の深みを与えました。
特に夕刻から夜にかけては、ライトアップされたキャンパスが幻想的な空間を生み出し、訪れた方々の目を楽しませました。
実行委員長を務めた統合デザイン学科2年生の長枝昂市さんは、次のように語っています。
「初めての開催で手探りの部分も多かったですが、上野毛をもっと良くしたい」という願いが「僕たちが良くしなきゃ」という意識に変わりました。教授や他学科の仲間と“課題じゃない場”で深く繋がれたこと、互いにリスペクトし合える関係が生まれたのが一番の成果です。来年は多摩美以外のもっと多くの方々も巻き込み、ものづくりで混ざり合う新しい集いの場を創りたいです。」
こうした協働的な創造は、キャンパスの日常に根ざしながら、上野毛という場の可能性を大学内外へ開いていく試みであり、多摩美術大学における新しい文化の礎となることを目指す画期的な取り組みです。
今後も多摩美術大学では、学生の創造力と地域とのつながりを育むイベントを継続してまいります。次回の開催にもぜひご期待ください。
「夏宵祭」Photo report
写真で振り返る、夏宵祭のハイライトをご覧ください。
深澤直人副学長による開会のあいさつ。
演劇舞踊デザイン学科学生有志によるオープニングパフォーマンス。
こちらは学生たちが趣向を凝らした「絵詞みくじ」の屋台。細やかな装飾の一つひとつに、来場者に楽しんでもらいたいという思いが込められています。
自分だけのお面が作れるワークショップも大人気。夜祭りの楽しさと少しの怪しさも詰め込んだような、遊び心あふれるディスプレイが来場者を迎えました。
「夏宵祭」では、世界に一つだけの作品がたくさん生まれました。
小さなアーティストも夢中になる、ワークショップのひととき。後ろ姿からも真剣な筆遣いが伝わります。
祭りのもう一つの顔は「学びの場」。教員や国内外で活躍するアーティストによる公開講座には立ち見も出るほど。多摩美術大学ならではの、熱気あふれる時間となりました。
陽が落ち、提灯に明かりが灯ると、キャンパスは幻想的な雰囲気に。手作りの屋台が並ぶ通りには、たくさんの笑顔と賑やかな声が響きました。
