2026年10月19日付の毎日新聞夕刊一面にて、統合デザイン学科詫摩智朗教授によるPBL授業※の取り組みが紹介されました。
※多摩美術大学のPBL(Project Based Learning)科目は、全学科、専門領域や学年、キャンパスの隔たりを超え、横断的研究や社会的課題に取り組む授業形態として多数の学生が履修しています。
掲載媒体: 毎日新聞 夕刊(一面)
掲載日: 2026年10月19日
掲載概要
既成概念を覆すものづくり — アピアランスケアを再構築する学生たちの視点
病気や事故による外見の変化から生じる困難や苦悩を軽減する「アピアランスケア」。本学で開講された学科横断科目「PBL 肌再現とアピアランスケア研究」では、産学連携のもと、この分野におけるアートやデザインの新たな可能性を模索してきました。
履修した学生たちは、人工乳房や人工皮膚などに用いられるエピテーゼの肌再現技術を実際に体験。さらに当事者の方々への丁寧なインタビューをおこなうなどし、研究を重ねました。
欠損や変化をただ隠す・戻すという従来の枠組みにとらわれず、対話から見出したのは「その人らしさを引き出し、選択肢や可能性を広げる」という視点です。当事者一人ひとりの心に寄り添うアイデアをかたちにし、従来のイメージを塗り替えるような多彩な作品を生み出しました。
今秋9月には上野毛キャンパス内のギャラリーで学生たちの研究成果展「care wear」を開催。研究から生まれた作品群を通して、アートとデザインが人々の心に寄り添う新たな可能性を学内外の多くの来場者に提示しました。
