私たちは他人の気持ちを正確に感じ取ることはできません。表情や声色、その場の状況など様々な要素から推測をしているのです。 この作品では、目の動きから何らかの感情を感じてもらうことを目的としています。しかし、実際は特定の動作を撮影しただけで、そこに感情は存在していません。 完全にはわかり合えないからこそ、気持ちを想像し推し量ること。時に間違った決めつけが起きること。それらの人間らしさに興味を持ち、この作品を制作しました。