小さい頃、小人がここにはいるかもしれない、この場所を探検しているかもしれない、と想像することが好きでした。 この作品は、「いつもの日常生活の中に、もし小人が現れたら」ということをテーマに制作した、没入型イラストレーション作品です。架空の出来事でも、実際にスナップ写真で撮ったような表現に落とし込むことで、見る人に没入感を与え、写真を追っているような体験ができるのではないかと思い、制作しました。 あらすじ 小人の村から人間の生活を調査するため、小人の兄弟がやってきた。 人間に見つからないように観察したり、時には物資を盗んだり。 しかし、初調査の2人は気づかぬうちに、ある少女に見られていた。 これは小人を見つけた少女が、小人が帰って行くまでを、 こっそりとカメラで捉えた記録である。