紙に関する「書く」という行為や、「美しいと感じた瞬間」に着目しました。 例えば、何気なくとるメモの向き、付箋を重ねて貼る行為。これらは無意識に行われています。当たり前過ぎるから、気付かれません。だからこそ拾う価値があり、デザインの素になります。 見逃してしまいそうな普遍的な経験や記憶こそ、実は人が共通して知っている「美」の姿であると思います。真っ白な紙に共通する小さな記憶を転換し、デザインしました。